■いつどんなふうにうつるのかな？

●生まれた時は赤ちゃんの口の中には、ミュータンス菌はいないんだ！ミュータンス菌は産道を通るときに、粘膜に定着する常在菌と異なり、歯のエナメル質（硬い組織）にしか定着しない性質があります。

●歯の生え始めの時期（生後6ヶ月頃）に感染は、はじまる！歯が生えると感染が始まる。でも前歯だけの時はまだ安心・・・

オギャ〜

うまれた時はむしば菌は、いないんだよ

歯いが生えないうちは、むし歯菌はうつらないんだ！

前歯は、すべるし・・・かくれるとこがないから、
だ液（つば）で力は弱まるし・・・ながされるし〜
増えてられないよ・・・ぐっすん

●口の中の生態系が決定する１歳７ヵ月からの１年間（乳歯の奥歯が生えそろう時期）に、いっきに増えて住み着きます。この時期にすみついた菌を、他の菌に置き換えることは非常にむずかしいと言われいます。

●日中そばにいることが多いお母さんが感染源になりやすいのです。日中そばにいることの多い人から、スプーンを共有するぐらいの少量（1ｍｌ）のだ液を通じて感染します。周囲の大人の口の中（特に母親）のむしば菌を減らすことが、むし歯予防のポイントです

むし歯の菌までいらないよ〜

お母さんのお口の中を清潔にすることが、今は一番大切なんだ！！

ちょっとひとりごと！！
いろいろ本読むといろいろしてはいけないことがあって、過敏に気にしすぎたりして・・・同じ”はし”や”スプーン”を使わないことやつばのついた手を「きたない」とふいたりしてね。
だけどｽキンシップは大切です。スキンシップの場面では、だ液の交換はおこるものです、完全に防げるものではありません！だって子供が親の口や口の中を触ることよくありますよね、これも発達にかかせない段階で必要なことです。「かわいい」って「ちゅ！」ってするのもね・・・。
日本の風習であるのか？噛みくだいて食べさせることも、噛む力とだ液の力の弱い子供にかわって噛んであげることは、つばめのように消化しやすいようにだ液をからめてひなどりにあげるように・・・本当は理にかなった行為かもしれないと思うんです。ただ問題なのは、このだ液の中に日本人の多くの大人が、たくさん悪い菌（むし歯や歯槽ノーロー起こす菌）がいるということ・・・。悪さをしない常在菌を子供にうつしてやれるように努力しましょうね。一番自分の歯が磨けないものなんですが・・・ね〜